暗闇でも、さあ、駆け抜けろ

なんでも気ままに書き綴る。

正門良規SoloLIVESHOW覚え書き(初日、3/12昼夜、3/27夜)

オープニング

暗転して、暗雲立ち込め雷が轟くという不穏な天候の中、崖の上の魔物が住んでいそうなお城の映像からスタート。

カラマーゾフの兄弟を思い出した。邪悪で重苦しい雨と雷で不穏な空気・雰囲気。
帝王の正門様って感じ。正門様は帝王なので、玉座に乗って上から降臨されます。

3/12昼公演は左足を組んでいた。

狼の毛皮みたいなコートを肩で止めてる。黒髪センター分け。
中も黒を基調とした、The帝王って感じの衣装。こんな登場でDye D?とかもうダメです。反則です。
正門良規は帝王であり国王であり魔王です。
宏志朗さんがNo.2に見えた。国王の下だから大公爵福井宏志朗様ですかね??

 

 

M1 Dye D?

728の日バージョン。OPの雰囲気も相まって帝王正門良規様って感じ。ブーツ履いてた。ヒール高いからサマスペのと同じかな。
「Dye D?」の決め台詞無かったのだけ心残りですがあとはもうオタクを殺しに来てる。

バック4人が檻っぽいフロートに乗ってまず登場。(アンビの4人。初日は楽陸太郎れお、3/12昼夜公演は陸リオン真弓楽)

ラップ前辺りから宏志朗ズ(佐藤、姫野)登場。帝王正門も、その辺で玉座から降りてくる。

正門くんは狼の毛皮みたいなロングコート、黒字に金刺繍のロングジャケット中の黒シャツはレースっぽくて、ジャケットもシャツも薄い素材。刺繍部分のみ厚めだけど、20cm毎位にひらひら生地だからターンで靡く様が素敵。汗いっぱいかくから風通し良い素材で作ってもらったのかな?

宏志朗ズの衣装は黒燕尾服っぽい。中のベストが銀刺繍。刺繍の模様は正門くんと同じ感じ。

アンビの衣装はシンプルな燕尾服に、肩に腰上までのマント、首元にグレーのスカーフ?ベストっぽく見せてるけど、普通のベストにプリント?の胸紐が書かれた布をペタって貼り付けるタイプ。

 

 

M2 Monster

Dye D? の後にMonsterって決めたの誰?国民が国王の手によって滅びますけど??
この辺から確かバッグがアンビ全員と、宏志朗さんと佐藤?くん。
安定のビブラートが凄い。

初日は人数が少なかったけど、12夜公演で3階席から見た時のフォーメーションの美しさといったら。

総勢12人が4×3に並んで始まるイントロから、代わる代わる場所を移動しながら踊る、中世ヨーロッパモチーフの衣装を着たイケメン達は圧巻です。壮観。

Monster終わりにコートを従者(バック)が脱がせてはける。12昼公演は佐藤くんかな玉座の階段の下手辺りに投げてた。

 

 

M3 Shall we…?

Shall weのイントロ流れながら桜の花びらが舞い落ちる。初日は、なにわの曲だからかざわつく客席。
バックは右腕から、正門くんは左の腰あたりから和の花柄の布が出てくる。

初日はAメロで楽ちゃんの布が取れちゃって落ちたのを咄嗟に下手に投げてた佐藤くん。

和柄のお花が、正門くんは黒字に赤の大きなお花(牡丹とか)でバックはアンビが紫、宏志朗ズが黄色、ぼいびが黄緑、フレジュが橙色で、宏志朗ズとアンビが小花柄、ぼいびとフレジュが小菊とか七五三でよく見る丸いお花の柄なのが衣装と年齢の差別化を感じてさすがのソロコンだー!って思う。

衣装一つ一つにもこだわってるんだなぁと感慨深いです。

正門くんの和柄、振袖でありそう。

 

 

M4 サクラ咲ケ

Shall weの終盤からボイビ、ここから新人4人全員出てくる。(確か)
客席のペンラの動きが、嵐を通った人とそうでない人がすごくよく分かる笑
Shall weで靡いてた右腕の布を、バックの人達はタオルのようにまわします。
正門くんの腰布は外れずにそのまま。初日で布が外れて佐藤くんが咄嗟に投げてた楽ちゃんは、いつの間にか布拾って回してた。

正門くんと宏志朗くんのデュエットも多くて、同期〜🤦‍♀️🤦‍♀️ってなる。

 

 

メンバー紹介

新人4人→ボイビ→福井佐藤(姫野)→アンビの順。最後に陸くんが正門くんを呼ぶ。
初日は人数が少なかったのもあり、宏志朗さんの尺が佐藤くんの倍くらいあって、3/4くらいの尺で呼んじゃって笑っちゃう正門くん。正門くんを呼ぶ陸くんもタイミング間違えてて、「今ですか!?笑」って素で言っちゃう正門くん。アンビは途中からおかゆちゃん以外全員になるので、初日はタイミング難しそうだった。

アンビ+福井佐藤のダンスコーナー。

その後アンビと正門くんがはけてから

 

 

生着替え

紹介曲終わりに紫の門が出てきて、スクリーンが降りてシルエットの状態で脱ぎ出だす正門くん。手袋とか口で取っちゃって悲鳴が上がる客席。上裸になってベルトに手をかけたところで暗転。

暗転後は謎の()ボイビコーナーがあり、バトン投げたりバンダナ使ったり。マジック的な事をやりたかったんだろうか?

着替えの時にでてきた紫門はコーナー終わりに開いてダイヤモンドモチーフの門になってた。
着替えが終わってライトで照らされるんだけど、初日は着替えにもたついてて、衣装のお姉さんに手伝われ「ごめんな、ほんなごめんな笑」って言いながら着替えてスクリーン上がって出てくる。スクリーン閉じてる間も決めポーズしてるバック笑

シルエットで、ガッツリポニテの衣装さんがブルゾンを羽織らせてたのがめちゃくちゃシュールでした笑

3/12はきちっと決めポーズでシルエット照らされてました!よくできたね正門くん!
モコモコの耳付きパーカーに白のブルゾン、レザーのピンクタイツの上にチェックのワイパン、白の編み上げブーツ。全体的にピンクを基調としててめっかわ!

 

 

M5 だってアイドルだもん

ハートの付いたステッキ持って踊る正門くん可愛すぎた。衣装がモコモコでタイツも履いてるから汗門の加速が凄かった笑
「くま〜」の歌詞の度にパーカーのフードを被るんだけど、その耳が明らかに尖ってて狐っぽくて笑った笑ディズニーのリーナ・ベルちゃんみたいな耳。

好きな食べ物は焼き鳥、趣味はお散歩に途中で変更。近所をぶらぶらお散歩するの、ずっと昔から言ってるもんね☺️☺️

3/12昼公演では、曲終わりに暑かったのか胸元をバサバサしてました。夜公演でもやってた。

この辺りからぼいびちゃんは水色のセーラー服になります。水兵さんみたいな。可愛い。

 

 

M6 chocoレート

ボイビと新人4人が板チョコのボード持って出てくる。「chocoれ〜と」って書いてあった。

サビだけ本家振り付けっぽい感じ。 ちびジュ見ながらにこにこして踊る正門くん保護したいくらい可愛かった…!!

歌い方もヨコの感じに寄せてきてる。

ピンク衣装でルビーチョコレートのような正門くん、総じて可愛い。

 

 

M7 ディスコスター

曲終わりに門の方に行くから、また生着替えか!?って思ったけど星のサングラスとピンクのモケモケストールつけて出てくる。バックのアンビはWESTのパラパラ衣装の緑版みたいな。虹色ののアフロもつけてる。太郎がめっちゃ足くねくねさせてた。腰もくねくね。

振り付けはほぼ原曲通りでディスコスター歩きもあって相葉ちゃんリスペクト曲かな?✨

 

 

ディスコスター曲終わりの客席煽り

振り付け真似してください!みたいな。陸くんの叫ぶ感じがめちゃくちゃおかゆちゃんで、喉心配になる笑

初日はりくたろだったけど、12日はいちたろだった。

にしても、太郎はサマスペでもパラパラ衣装でふざけ倒すというか元気になるのなんなの笑そういうとこ好き笑

3/12昼公演では、ほかのメンバーが体全体で左右に揺れる中、腰だけ左右に動かす太郎。相変わらずよね☺️盛り上げタイムで太郎がヘドバンを選んだ為、頭振りすぎて虹色アフロが取れちゃって「きゃー見ないで!」って恥ずかしがる一太、適応力半端ない。それをガン見する太郎。

煽りが終わったらリア恋コーナー。

 

 

M8 恋降る月夜に君想ふ

青ナポ衣装に着替えて登場! れんれん見学に来ないかしら! Shall weといい、同期リスペクト曲盛り込んでくる感じ正門くんらしいなぁ。 いつまでも同期のみんなで仲良くしてください!あわよくば同期会開いて写真を供給してください。 帝王に陳情書書こうかな。

バックはれお浦真弓楽。

3/12昼公演、キスするみたいな歌詞があった時に真弓くんに投げちゅー2.3回してキュン死させてた。真顔でそんな投げちゅー投げ売りするんじゃありません。

夜公演は1発で真弓くんキュン死させてた。

 

 

M9 イッツマイソウル

下手にカフェのテラス席と女装の陸くん登場。そのまま、歌詞の通りのストーリー仕立て。

スマホで待ち合わせて正門くんを見てガッツポーズする陸子ちゃんと、ガッカリしながらそーでもない第一印象の正門くん。

♪いやまいったそこはツボ ジャストミート恋のスイッチはオンの時の正門くんの表情が最高に可愛くて可愛くて。 私は弱いのそーゆーの。終日もう君に夢中です。

♪たとえ俺が2番手でも〜で近くの晃聖にちょっかい出す陸子。ガン無視されてた笑

 

 

M10 100% I Love You

ちゃんと先輩の恋愛曲入れてくる感じ!好きです!最高! ジャス民なので本家同様本気でペンラ振ってた。振り付けはオタクがやるのと一緒だったかな。腰に手を当ててぴょこぴょこするのじゃなかった。そっちパターンも見たいので、何卒宜しくお願いいたします。

 

 

M11 僕の台所事情と恋愛事情

この曲知らなくて、あまり記憶が無い笑 調べたらTOKIOさんの曲なんですね。 いきなり愛してるって言われるからマジでびっくりする。 ステージで1人でリアルな恋愛曲歌う正門くん、まさにリア恋で最高。

楽ちゃんと宏志朗さんも出てくる。宏志朗さん、自分の歌パートまで楽ちゃんが歌ってる間ゆらゆらリズムとってるの可愛いね☺️

週末どこ行こう?って一緒に考えるの憧れるなぁ。生まれ育った場所に一緒に行ってみたい。

 

 

M12 Love so sweet

鏡でも太陽でもなくて、正門くんが1番輝いてるよ。気がつくまでもなかった。 この曲もペンラの動きが経験者とステージの振りに合わせる人で別れてた。 無意識に右手が動いちゃうよね、わかる。 私はこの曲のメインはラストの智パートだった人なので、正門くんでも聞けて嬉しいです。

ここも愛すべき同期タイムあります!Aメロの正門宏志朗が本当に🤦‍♀️

♪輝いたのは〜君だと気づいた時から でデュエットなんだけど、君だとで向かい合って指さし合うんですよ!!!正門くんも宏志朗くんも優しくて暖かい歌声だからあの時間は絶対マイナスイオン出てる。

最後の礼もエレガントで素敵✨

 

 

MC

ステージに青ナポ衣装で一人で立つ正門くん、1面青ペンラの客席見て感慨深そうにしてたね。

初日は何度も何度も「すごいなぁ」って。言いすぎて今何回言ったでしょうって問題出してて可愛かった。急遽始まったお手振りタイムも上をいっぱい見てくれてました。 

12日は、昼夜通してありがとうって何度も何度も言っていて、公演ができることを噛み締めている印象。お手振りタイムもコーナー化してたね。

2階3階席はペンラ落としたらダメよ、下の人に迷惑だからねって言って、1階バルコには落とし放題って言うのなんなの笑

滑舌もカミカミ、春の気候で汗かきまくりの正門くん。政治家のように「正門ですー!」って連呼するの可愛い。

3/12昼公演ではMCで、明日晶哉の20歳誕生日の話題から、頭の上でピースする正門くん。喋ってる間に左手が疲れてきて辞めるのかと思いきやマイクを持ち替え右手でもやり出す。
上手からスタッフさんから喋りすぎと注意されるも、誕プレどうしよ、と続行するので客席にも巻きで!とペンラぐるぐるされて拗ねる。

 

 

道具セットしてくれる4人の自己紹介コーナー。

初日は、たんたん丸角陸の4人。ローテかな?たんたんにアクロバットを披露させてあげて、晃聖とラップバトルさせられ、角陸に帝王ギャグ対決させる正門くん。 角くんの帝王ギャグが「仮面ライダー帝王」で、電王っぽさを感じとったのか20歳過ぎてから大吾に勧められて電王を見たって言ってた!

 

3/12昼公演では嵜本くんが「プロフィールのデニム育成ってなんなんですか?」の質問から、デニムとは、デニム育成とはなにかをつらつらと説明し出す。さっき注意されたばっかりだよ?と思いつつ喋る正門くんに客席も2回ほどペンラぐるぐるして巻きでアピール。「なんなん?正門のこと嫌いなの?」って拗ねるの可愛い。

真弓くんと楽がイントロドンの改造版を特技披露。真弓くんはおでこでサビドンドン(最早イントロですらない笑)、楽ちゃんはポップダンスで披露。

みんな芸達者で凄い👏

 

初日の弾き語りのギターは、フェンダーの黒のアコギ。多分これ。初お披露目かな?

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弾き語りコーナーのアコギ、12日はFenderエレアコからTaylorのアコギに変わってた。

ストラップは変わらず。

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これっぽいやつ。ボディの光沢が凄くて、正門くんが動く度にステージに光が反射してた。

初日、喋りながらチューニングしてカポつけて歌い出すのめちゃくちゃかっこいい。 準備もできて、さぁ歌い出すかな?って思ったら「すいません水飲めます?」って。 上手から宏志朗くんが走って跪いて水渡してた。キャップも半分開けて手渡すという、有能ぶりが素晴らしい 正門くんが上手に声掛けてから、秒で出てきてた。ひざまずき加減が本当に帝王と右腕のNo.2って感じ。この時の正門くんはめちゃくちゃぽやだったけど笑

12日昼公演はカポなくて、曲ごとにチューニングするタイプ。
カポもかっこいいけど、ナチュラルにチューニングする正門くんもめちゃくちゃかっこいい。

夜公演は最初からカポついてて、チューニングタイム少なかった…青の時代からはチューナー使ってたよ。
昼公演でMCから弾き語りにかけて時間取りすぎって削られちゃったのかな…
あのチューニングタイム、めちゃくちゃ好きだからずっと見てられる🤦‍♀️

 

 

M13 ひとりぼっちのハブラシ

初日の序盤にギターかな?間違えて、歌詞も「間違えた〜」って歌ってたけど止めることなく続きを歌ってました。ナチュラル過ぎてどこをどう間違えたのか気が付かないほど。 右足を椅子に固定して、左足でリズムとったりぷらぷらしてて可愛い。

 

初日は曲終わりにまた喉乾いたわ〜って上手に声かける正門くん。また言われると思ってなかったのか慌てる上手。 少し時間がかかって宏志朗くん出てきて、時間がかかったことを帝王に謝罪笑

雰囲気が凄く従者で、でも正門くんはぽやぽやしてて温度差がツボでした。水飲み終わって見つめ合う2人。良い同期でした。

どこかのタイミングで弾き語りの曲間が水分補給コーナーに。

3/12昼公演では宏志朗くんの背中に角が乗ってて、肩が重い、頭も痛い、心無しか産毛も濃くなっているそう。正門くんにはおんぶしてる角が見えてるけど宏志朗くんは見えない設定。

後ろ向かせて、ジャンプさして、スクワットもさせる鬼畜正門くん笑。腕立てしたら治るらしいで、って腕立てさせようとするけど角は降りて軽々と腕立てする宏志朗くん。お風呂に塩と芋焼酎?入れときとかアドバイスしてた。

その後正門くんの背中にも乗ってみる角。「なんか違うなぁ〜」との事。「取り憑く側って選べるん!?」って言いつつツボってしまう正門くん。

 

 

M14 青の時代

弾き語りコーナーでメンカラ青に絡めた曲持ってくるのずるい。 青がつく弾き語り出来そうな曲他にもあるから、日替わりにしてくれてもいいよ?エイトの蒼写真とかいかがですかね??

と初日にツイートしてましたが固定でした。

 

 

M15 AmBitiousコーナー

初日Can Do Can Go

ライト当たったれおくんが、マジで白飛びしてた。横山さんを差し置いて美白なだけあるわって思った。 楽陸太郎の歌声が比較的高めで、れおだけ低めハスキーだからか、れおの声がすぐ分かる。悪い目立ち方じゃないけど、声変わり途中だから余計にかな?

3/12はDrift!!

噂には聞いてたけどまさかこれをアンビがやるとは!!振り付けは3.4割本家ってとこかな?ニュアンスは残ってたけど、さすがに運転モチーフの振り付けは無し。浦くんの高い可愛い声が、ジャニーズWESTの高音とはまた違った良さがあった。おかゆちゃんも込みで全員で見たい。

私は落ちサビ前の神ちゃんパート♪大都会の夜を〜wooYeahで、陸ちゃんが映像みたいに振り向きざまのピースをしたのを目撃したぞ!見逃さなかったぞ!!

 

 

M16 Boysbeコーナー

初日は勇気100%

ボイビが歌う時、必ずコーラスが入るのはいつ無くなるのだろうと思ってるのは私だけですかね… ほとんど彼らの歌声がわからなくて勿体ないな〜って思う。 本日のボイビは丸角嵜本岩倉亀井でした。ボイビもアンビもローテになるのかな? 明日以降のレポ要チェックですね。

3/12は待ったなんてなしっ!

丸角嵜本岩倉亀井に、山中が追加。これで固定か?

ちゃんと生歌で歌ってる印象。(誰目線?)丸角の歌声がまだ幼くて可愛いね☺️

かいりのダンスが体感しっかりしててとっても上手くなってた!関節の動かし方がダンスする人の動きになっていて、去年の夏からダンス頑張ってたもんね…って親の気持ちになる笑

 

 

M17 まいったネ今夜

正門くんは黒のスーツでセットの階段の上に登場。スパンコール沢山で豪華!動く度にキラキラ輝いて見とれる。 バックの福井佐藤は黒スーツで襟元にスパンコール。 それぞれ白シャツに黒いネクタイ。

曲の雰囲気が似合うこと似合うこと。正門くん曲みたい。宏志朗くんの上ハモがとっっても綺麗。

正門くんの衣装、ジャケットは全てスパンコールついてて、衿部分とポケットチーフが赤。 黒のネクタイで、白シャツの胸部分にもストーンで装飾があった。 ラペルデザインはビークトショールカラーっていうのかな、角の無いラペル。 スラックスは縦にシルバーのラインが入ってる。

 

 

M18 SecretAgentMan

白スーツ黒シャツの角が上手から登場。 角パート(伝われ)を歌ってる間に、正門くんは黒のボルサリーノ装着。リボンの部分はスーツと同じ赤のスパンコール。 この黒スーツ衣装、Aぇのも全員分作って欲しい。ギラギラのスパンコールでジャケットプレイして欲しい。

ほいびが全員出てきたかな?ソロコーナーも貰ってて、初日よりも12日はダンスも歌も堂々としてた✨ぼいびちゃんの成長👏

ボルサリーノ装着時、センター分けの左側だけ垂らすから汗も相まって色気がすんごい。ダダ漏れ

 

 

M19 ミッドナイトシャッフル

バックがボイビ以上全員。 まいったネ今夜もそうだけど、正門くんは往年のジャニーズの名曲が本当に似合う。キーが声質と似てるからなのかな? ハットは曲前に上手に向かって投げてました。汗の滴るいい男過ぎてめちゃくちゃかっこいい。シンプルなスーツにスパンコールの装飾がとてつもなく素敵。

 

 

M20 Back to Back

曲前に音ハメダンスコーナーあり。光を操りながらの音ハメダンスがすっっっごくかっこいい。

アンビとかも出てきた気がする…

台がせり上がって風が出てる中歌う正門くん。

この辺記憶が曖昧…とりあえず正門くんの腹筋事情は残しておきます… バック兄組の衣装がミッドナイト辺りから変わってて、ボトムが黒のダメージデニムになるんですよ。 太郎の太ももが拝み放題です! わかる人にはわかると思うんだけど、太郎ってピッチャーみたいな下半身してるじゃん。衣装がぴっちりしてるからもうここぞとばかりに見てた。

正門くんの事も曲の事も全然覚えてなくて本当にごめんなさい。

 

 

アンビパフォーマンス

一旦暗転したあと、年上組バックで光を操るパフォーマンス。

ピアノのもの哀しげなBGMの中、森の中?暗い中でひとつひとつの小さな光を集めて大きくして、眩い光になったあと太陽のように燃えてゆく。終盤には狼煙のような炎に。

ジャニーズとしてちっぽけな存在だったのが成長して様々に経験して大きくなっていって、第一線で活躍していく様のようにも感じた。炎になった頃からBGMがバンド調になり、ワイヤー台につられてエレキを持った正門くんが降りてくる。

曲の初めに上からの装着で正門くんが降りてきて、金具を外すのを宏志朗さんと陸くん(12日は姫野くん)でやるんだけど、結構焦ってるのが見て取れたのが印象的だった。 関西は舞台であの係ないもんね。私もあの名前も係の名前も分かんないし。 あの装置、私は松竹座では初めて見たんだけど前からあったのかな?

 

 

M21 宙船

今度は打って変わって、布多めの白衣装。末様みたいな羽のアクセサリーつけてる。 上からいつものSAITOエレキとともに降りてくる。アクセサリーの羽が濃い青で、解釈の一致が過ぎる。デザインした衣装さん本当にありがとう。

正門くんがエレキ弾いてる時が一番好きかもしれない。舌ペロ多め。正門くんがエレキ弾く時の、ちょっと苦しそうだけど目はキラキラしてて眼光鋭くなる表情がめちゃくちゃ好きです。

別人格になって妖艶になるというか。凄く惹かれる。

中島みゆきの宙船で育った子供時代だったので、あのギターの音色を正門くんver.で聞けるのは本当に嬉しい。12日昼公演は1階席だったのでギターの歪みをより感じられた✨

 


M22 言葉より大切なもの

この曲のイントロを聞くと血が騒ぎます。しかも正門くんのギターで聴けるんだよ!?セトリの終盤にこれ入れてくるのは本当にずるい。

あなたよりも大きな愛はどこにもないんだよ。言葉よりも大切だからあなたに届けたって私から正門くんに伝えたい事なのに。本当にずるい。

しかも、宙船の時は戦闘力強めの歌声なのに、曲終わりにエレキを歪ませて言葉よりのイントロからは優しい包容力ボイスになってるのもずるい。

ここもたしか愛すべき同期タイムあった。

Aぇ! groupでフル尺でやってるのも見たい。

 

 

M23 Break through

これも早く声出してC&Rしたい曲。聴こえてるし届いてるから、貴方に声を届けたい。

正門くんとバックのメンバーも好きだったけど、Aぇ! group6人だけで演奏しているのが見たいなぁと感じた。曲間のこじけんや末澤くんの声も聞こえてくるし。 メンタル弱った時に必ず大好きな聞く曲。

 

 

正門くん挨拶

感染状況も気が休まらないし、国際情勢も怖い事ばかりだけど、日本はまだ平和でエンターテインメントが成立する世の中で本当に良かった。初日を迎えられて、これから千秋楽まで育っていく公演が生まれる瞬間に立ち会えて良かったと初日の挨拶を聞きながら感じた。 (挨拶の内容とは無関係です)

12日の挨拶では、なんとしてでも最後まで駆け抜けたいって言っていたのが印象的。走り出すだけでも大変な事なのに、走り出したものを止めずに駆け抜けることはもっともっと大変だよね。千穐楽まで無事にできますように。

 

 

M24 止まらない想い

昨日丁度、関西の名曲って耳にしたこの曲。 高い照史くんのキーは少し正門くんには出しにくそうだったけど、気持ちはとっても伝わってくる歌声でした。この歌詞、ラブソングだと思ってたけど悲恋の歌だった。 脳内によぎる照史くんの声は、Jr時代の若くて拙い声なの不思議。

初日は高いキーが歌いにくそうだったけど、12日は比較的安定していた。高い音の出し方を変えた感じ。正門くん仕様になってたな。

 

 

曲終わり挨拶

日々の奇跡を、積み重ねていきながらこのライブで得た経験や思い出を糧にこれからもアイドルとして一歩一歩歩んでいき精進していきたい。正門良規、Aぇ! group、関西ジャニーズJr.の応援をよろしくお願い致します。

と言っていたのがとても響いた。アイドルとして、っていうのがジャニーズの無限の可能性の中で大きくなっていくんだって覚悟にも取れたし、個人だけじゃなくグループ、所属団体の事もすっと言葉にして想える所が正門くんのかっこいいところだし、大好きなところ。

 

歌い終わり、上からの装置に正門くんが乗って幕がおります。 幕が降りる直前に投げちゅーする。12日昼は降りかけた幕の下からサイドスローのように投げてました。元野球部意識かな?

アンコールまでは、上に上がって装置外して舞台まで降りてくるからか少し長め。 手が痛くなるけど、音が途切れることなく拍手を続ける。

 

 

EC Firebird

バックみんな出てくる。 末澤くんの高音はおそらく全て正門くんが歌います。シャウトも歌詞も。初日は 流石に出ないのか潰れ気味だったけど笑

曲終わりにも、「ひゃ〜、誠也くんさすがっすわ」って。なんだよ!相思相愛かよ!すえのり!

初日は声が潰れ気味だった末澤くんのシャウトも、回を重ねる事に慣れるのか諦めてただ叫んでるのかバシバシに決めてました。流石✨✨

アンコールも歌い終わって、網の緞帳が一旦降りて、暗転して終演!

網の緞帳が降りたあとも手をぶんぶん降ってくれてたのが可愛かった〜☺️☺️

染色 6/4 覚え書き

舞台染色を観劇してきた。

コロナで1度は中止になり、自担・正門良規の初主演舞台ということもありとてもドキドキしながらこの日を待っていた。

 

 

真未は深馬で、深馬は真未だったのだろうか。それが、私が終演後に真っ先に感じた感想だった。

濡場のシーンが真っ先に話題になっていたが、濡場のシーンの頃には作品に吸い込まれていたし、正門良規ではなく、舞台にいるのは深馬だった。

自慰行為も、原作のような描写なのかと想像していたがもっと苦しく、葛藤や混乱の延長としての自慰行為に思えた。キスシーンや絡み合うシーンも、エロよりも美しささえ感じた。

 

 

 

 

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ここからは自分なりの覚え書き。

文字通り書き殴っているので、時系列などはめちゃくちゃだと思う。思い出せるだけ文章にしているので日本語もめちゃくちゃ。

 

 

ベージュのチノパンに白のTシャツ、絵描き用のエプロン。

油絵を書きながら、でも、納得がいっていない様子。

女の子に電話をかけながら部屋に入ってくる北見。後ろでふざけながら北見と写真を撮る深馬。彼女の杏奈とは2ヶ月会っていない。秋に咲いた桜の話を思い出す深馬。秋に咲いた桜は春にも咲けるのか、しきりに北見へ問いかける。

 

映像作品のために風船を膨らませながら入ってくる原田。3人とも現実は見なければいけないが、学生の自由さや、なんでもいい、面白ければ、という美大の雰囲気の中で楽しんでいる様子。

そこへ杏奈から連絡が来る。家の近くまで来ているから会えないか、と。北見が勝手に返信し杏奈はコンビニでビールなどを買って来る。そこへ美大講師の滝川も部屋に入ってくる。詩をモチーフに絵を描く深馬に、同じ作風の写真集を渡す。滝川のゼミ室で飲む5人。滝川は帰り、北見と原田は酔っ払って寝てしまう。深馬の作品を見ながら密着する深馬と杏奈。対面で座りキス。しかし、原田の風船が割れてみなが起きてしまう。

 

場面が変わり、展覧会の日に。そのまま納得がいっていないまま展覧会に飾り、モヤモヤしている様子。就活スーツで展覧会に来る杏奈。それぞれの作品を見て回り、北見、原田、杏奈と共にまた戻ってきた時には作品が別物になっているかのように友人たちの反応が異なる。自分でも、自分の作品なのか分からなくなっている。なぜなら、真っ黒な服に身を包んだ何者かが手を加えているから。

 

モヤモヤしたまま街にグラフィティを描き始める。(登場時の服+ベージュのシャツ)全て書き終わらずに眠ってしまうが、起きた時には作品が完成されている。何者かが手を加えている。幾度か途中まで描き、寝てしまい、起きたら完成していることが続く。

ある日、わざと途中まで描き身を隠す。すると真っ黒な服の真未が現れる。

深馬は全て自分で最後まで描かず、これが完成だと形に残すことに自信がなかった。完成したと思っていても、恥ずかしい形で世の中に、後世に残ることが嫌だから。だから中途半端な状態で世に出している。それを真未が手を加えることで形にしているのだった。

 

子どもの頃から絵の才能を褒められ、絵画教室に通い、高校から美術予備校に通い、美大へ現役首席合格した深馬と、

親がいなく施設で育ち、アパートに一人暮らしをして固定概念に囚われず思うままに描いていく真未。

絵を描くことが嫌になったことある?と聞く深馬に対して、歩くことが嫌になった事がある?と答える真未。

真未は深馬に肩車を頼む。天井?についたシミをスプレーで吹き付けて消す。以降、真未の部屋のシーンではピンク色のスプレーの描写がある。

深馬は真未が自由で羨ましいと言う。真未は私が深馬の自由になってあげようか?と言う。私がいれば君はなんにでもなれる、と。深馬が真未を押し倒し、抱き合う。胸に顔を埋め、首や胸が絡み合う。深馬が上になったり、真未が上になったり。

自由な真未と絡み合う中で対になるかのように、就活スーツに身を包み面接を受ける杏奈。受け答えはしどろもどろで、面接慣れしてない感じ。

 

 

杏奈の家に深馬が来る。鍋の材料を買ってきたのでご飯にしよう、と、深馬が鍋の用意を始める。就活が上手くいかない杏奈。全然ダメダメで、と話す杏奈にそんなことない、大丈夫だ、と励ます深馬。手の大きい深馬が顔の小さい杏奈に頭ポンポンする。距離が近づき抱き合うが、鍋がふきこぼれる。火を止め、続きをするがインスピレーションが湧いたのかスケッチブックに何かを書き始める。深馬は取り憑かれたかのようにスケッチブックに描き続ける。

 

深馬の展覧会の絵が、有名なアーティストに認められて企画展への出品を依頼される。

美大講師の滝川が展覧会に呼んだ時に作品が目に止まったのだと言う。

 

深馬は変わらず真未と2人でグラフィティを描いていく。そのうちに、2人で描いた絵が注目され、メディアにも取り上げられる。真未が深馬の手を取り作品に手形をつけたものが6本指の手のひらに見えることから、「ポリダクトリー」の名前で広まっていった。

深馬と真未は一心同体で、互いの思考が分かるかのように、作品の完成が2人の共通認識であるかのように作品を一緒に創っていく。

 

真未の家で2人でいるシーン。真未がシャワーを浴びに行く間に深馬はスプレーを集めて、立てて、蹴飛ばしてたおす。何を思ったかスプレーを冷蔵庫に隠す。真未はシャワーから出てスプレーが1本ないことに気がつく。深馬は知らない、別の色でもいいんじゃない?今から買いに行こうか、と尋ねるが真未は唸るように泣き出してしまう。ただ事ではないと気がついた深馬はスプレーを返し、慰める。

 

2人で絵を描くことで深馬は生き生きと作品を描くようになる。

杏奈は様子が変わった深馬に違和感を覚える。スランプから抜け出し創作していく深馬だが、良くなった彼の理由が自分ではない、むしろ、スランプの原因が自分なのではないか、と悩む。就活が上手くいかないのも、杏奈を不安定にさせているのだった。杏奈は北見に相談する。北見は深馬にもっと杏奈を大事にしてやれ、と問い詰める。あんないい子他にはいない、と。

作成途中の企画展の作品を前に殴り合いの喧嘩になる。その喧嘩を、部屋に隠れていた真未がスプレーを吹きかけて止める。逃げる真未を深馬は追いかける。

 

企画展への作品を描いていると、ある日作品が壊されている。提出までは1週間。深馬の服は黒いパンツに白いTシャツ、黒のワイシャツ。腕にはスプレーの色がついている。

展覧会の作品を提出すれば、と滝川は言うが、展覧会の作品を更に向上させたものを所望しているのだからそれは違うと深馬は企画展への出品を諦める。

深馬は北見を疑う。

 

作品を壊した犯人は見つからないまま。ある日、ポリダクトリーがグラフィティを作成する映像が見つかる。深馬は真未に、俺たちの偽物がいると伝える。今までに作成したグラフィティへ2人で順に偽物を探しに行く。すると、偽物としてグラフィティにポリダクトリーを上書きしている人物を見つける。それは滝川だった。

 

滝川は、自分の夢や目標を次々と叶えていく深馬に嫉妬していた。自身の生徒が認められるのは嬉しいが、自分が美大講師のまま留まってしまうのが我慢できない様子。深馬が有名アーティストに認められたのも、きっかけは自分の作品を見せるために呼んだ事だったし、企画展への作品が壊された時も深馬は取り乱すことなく冷静でいた。もっと足掻け、諦めるな、と。

ポリダクトリーを上書きし、自分が行ったことにしようとする滝川。映像が夜に放たれ、自分がポリダクトリーとなることでこれまでの世間の話題や注目が全て自分のものになる気がし、何者かに変化できると思っている。深馬の作品を細かく分析し、論評したスケッチブックを深馬は見つけていた。

この言動から、深馬は企画展の作品を壊したのは滝川だと確信する。

 

この一連の映像を原田はカメラに収めていた。原田は入学してから友達がおらず、周りの人からも避けられていた。大学をやめようとした時に滝川に相談し、滝川は主席で入学した深馬と造形の才能で話題になっていた北見と友達になるように勧めた。有名な2人のそばにいることで、原田を見る周りの目も変わっていった。2人を利用していたのだ、滝川先生に頼まれてポリダクトリーの映像も撮っていたのだ、と。

また、何かに使えると思って、と原田は企画展の作品を隠し撮りしていた。そこには、真未が壊す瞬間が映っていた。

深馬は原田に、滝川がポリダクトリーである映像を公開するように伝える。

 

深馬は真未の元へ向かう。

グラフィティを一緒に描いていた時は一心同体のようだったが、いつしか同じ完成に向かう前に真未が先に動いてしまうようになっていた。

真未が企画展の作品を壊したのは、スプレーを隠された時のちょっとしたいたずらへの仕返しだった。真未は、深馬が絵を描くことを辞めたがっているように感じていた。父が倒れた時でも、企画展の作品が壊れた時でも、辞めるタイミングはいつでもあった、と。いつしか壊されるものだったのだから、真未が壊したのだった。深馬はそんなことを願ってはいない、と真未に叫ぶ。しかし真未は深馬が自由であることをお願いしたのだ、と言う。

 

深馬は壊れていく。真未の自由に染まっていくことから逃れるように舞台上を動いていく。息を荒らげ、うなりながら。最終的には倒れてしまう。

 

場面が変わり、ベッドで目が覚める深馬。熱中症で道に倒れ、通りかかった人が救急を呼んだのだ、1週間も眠っていたのだ、と傍らにいた杏奈が伝える。

 

しばらくして退院し、真未には会わずに杏奈の家に2人でいるようになる。腕に吹き付けたスプレーの色を落とし、真未との繋がりを断つ。

 

原田と北見がスーツを着、深馬は黒パンツにベージュのシャツ。3人でビールで乾杯。原田はデザイン会社に、北見は実家の出版会社に就職。深馬は単位を落とし留年。

滝川が器物損壊でクビになった事、ポリダクトリーが自分だった事を話す深馬だが、話が噛み合わない。ポリダクトリーは有名アーティストと大学の合作で街にグラフィティアートを描くものだったし、それに深馬は参加していたではないか、滝川が大学からいなくなったのは画家になる夢を叶えるためフランスに行ったからだと2人は言う。そんなはずは無い、滝川がポリダクトリーの真似事をしている動画も、展覧会の絵を壊した瞬間の動画もあっただろう、真未って女だよ、と深馬は言うが、原田が見せたのは深馬が作品を壊す映像だった。

 

展覧会のシーンに戻る。

モヤモヤしたままの作品を皆で見たあと、深馬はちょっとトイレ、と作品に戻る。スプレーを腕に吹き付け、作品に書き足し、満足したような表情。

 

初めに骨格だけ描いて、描き込まずに寝てしまったグラフィティ。同じように骨格だけ書いて寝てしまうが、このシーンでは客席に背を向けて同じ寝相で寝ている。ムクリと起きて、まるで子どもみたいな表情で真未が書いていた部分を深馬が書いている。

 

深馬は真未の痕跡を探す。真未の家のシミを消したスプレーの跡はあるが、真未の痕跡はそれだけで見つからない。頭を抱え、混乱する深馬。

真未との時間を思い出しながら自慰行為をするが、真未が居ないことを確定事項にしているようなものだった。絶頂までいき果てるけど、とても苦しく悲しい自慰行為に見えた。

息が乱れたままスマホを取り出す深馬。

真っ白な服に身を包んだ真未が出てくる。

深馬は杏奈に電話し、これから会えないか?と尋ねる。

 

暗転し、カーテンコール。

 

 

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ここからは自分なりの考察。

【他人からの評価】

深馬は子どもの時から他人に評価され、褒められ、絵を書いてきた。しかしいつからか評価されるのが怖くなり作品を完成できなくなっていた。

入学当初は勢いと湧き上がるようなものが作品に現れていたが、作品への自信のなさか、他人からの評価を気にしている。これは、友人である原田や北見も同じ意見を言っている。

 

真未は主な美術教育を受けず、自分の思うままに描き生きている。言動もはっきりしていて思ったことを思ったように口にする。北見の造形が小学生でも作れるよ、とか、耳障りのいい言葉を並べて詩になるのなら居酒屋の壁だって詩になる、とか。

 

【色】

登場してすぐの深馬は白Tシャツにベージュのチノパン、絵描き用のエプロン(素材は白。絵の具でもそこまで汚れていない。)

 

真未は一貫して黒。ゆるっとしたトレーナーにワイドパンツみたいな。腕にはスプレーを何色も。

 

深馬が真未と関わっていくうちに、深馬の腕にもスプレーの色がつき、服装も黒くなっていく。

いつの間にか深馬の服が黒くなっていて、え、いつの間に?って気がついてからハッとする。色によって深馬と真未の関係性を表しているんだ、と気がつく。

でも最終的に深馬は真未と決別し、杏奈の元へ戻っていく。腕のスプレーも、最初は杏奈に汚れてるよ、と拭かれるのにそこまで気にしていなかったのに、中盤は汚れじゃない、と杏奈に声を荒らげていたけど、終盤はタオルでゴシゴシ擦って拭いていた。まっさらになった手や腕を眺めながら杏奈の元へ戻っていくが、真未は黒い服のまま。

しかし、最後の居酒屋のシーンで深馬が白基調の服でこれまでの出来事が自分の記憶と違うことに気がつき真未の存在を確かめに行く時、最後、真未は真っ白な服に身を包んでいる。

 

【声】

幕が開いた直後の深馬は、柔らかくてふんわりしていて正門くんの雰囲気と同じような印象。北見の電話や写真を撮る時にはふざけるし、杏奈とも穏やかに喋る。

しかし、真未が登場して関わるようになってから声を荒らげたり感情的になることが多い。

真未のはっきりした言動に影響されているからなのか、はたまた、隠していた、押し込んでいた自分が動き出したからなのか?

 

 

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一回見ただけだと伏線の回収も、演出の理由やタイミングも、ステージの表情も全て反芻することが難しい。2度3度見られる方々が羨ましい。配信でじっくり見たら理解が深まるのかもしれないが、生で観劇するからこその動きや表情、空気感があると思うので如何ともし難い。

もし配信されるのであれば、固定の定点カメラだけの配信と演者の表情を追う配信と2パターン用意して欲しい。それくらい密度の濃い作品だった。

 

北見役の松島さん、3人の大学生ノリの芯になっていたように感じる。1番年上だけど、1番大学生だった。杏奈に相談されてずるいよ、って言ったり、杏奈が泣いて慰めようとするけど肩にも頭にも触れられないの、めちゃくちゃ良いやつだった。女遊びはするけど、友達の女には手を出さないの、ほんと良いやつ。

 

原田役の小日向さん、物語が、というか深馬が大きく動く時のキーマンになっているように感じた。へらへらして北見と深馬にくっついている感じはありつつも、自分や他人を分析して客観視できる原田の繊細なところがとっても活きていた。素朴で可愛いらしいキャラクターがご自身の雰囲気にもぴったりだった。

 

どんどんと変わっていく深馬を演じるのが正門くんであることがすごく誇らしかったし、この作品が終わって、他の作品に出演した時の正門くんがどうなっているのか想像すると、とんでもない役者に化けるんじゃないかとドキドキする。

 

深馬に取り憑かれていたけれど、カーテンコールで見せた表情がいつものぽやぽやの正門くんで可愛かった。

次は夏松竹で会おうね。